2013年1月8日火曜日

レギュレーターについてのお話

バイクが走るのに必要なモノの一つが電気ですが、ガソリンと違って目に見える物では無いので、少々厄介です。
 
今日は電気と電装品についてちょっとお話をしたいと思います。
 
ヘッドライトを光らせたり、点火プラグに火花を飛ばしてエンジンを動かすのに必要な電気はエンジン本体に組み付けられた発電機によって作り出されます。
 
発電機が生成できるのは家庭用電源と同じ交流です。
 
それに対してバイクが利用できるのは直流です。
 
家電製品ならACアダプターを使いますが、バイクではレギュレーター/レクチファイアという部品がその役目を担当します。この部品、一般的にはレギュレーターと呼ばれる事が多いので、この記事でもそう呼ぶ事にします。
 
レギュレーターは交流を整流して直流化するとともにバッテリーや電装品を壊さないように14V程度に電圧を調整する機能を持った半導体製品です。
 
基本的には無接点制御なので、摩耗して壊れるという事は無いのですが、ただ一つ天敵がいます。
 
それは熱です。
 
各メーカーは放熱性を考慮して部品を配置していますが、渋滞にはまったりして高温にさらされるのは避けようがありません。そして高温になると少しずつ機能が失われ、ある日突然その機能を失います。これが[レギュレーターのパンク]です。
 
パンクするとバッテリーが正常に充電されなくなって、出先でバッテリー上がり等のトラブルを起こしてしまいます。
 
当店の納車整備で電装系のチェックや動作確認はしていますが、事前にパンクの予兆を検出する事は事実上不可能です。
 
最近バッテリーが弱いなと感じたり、セルモーターが元気無い…などと思ったらバッテリーだけでなくレギュレーターもちょっと疑ってみて下さい。
 
もちろん当店で各種点検を承っておりますので、お気軽にお申しつけ下さい。